【小説】相棒は小学生 図書館の少女は新米刑事と謎を解く【感想】

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こいつお巡りさんです!

天才的な頭脳(サヴァン症候群的なもの?)を持つ故に孤立し、祖父の建てた図書館に引きこもった少女、結愛。

大雑把で空気の読めない新米刑事、克平。

事件の捜査の中で偶然出会った二人が次第に心を通わせながら殺人事件の謎に挑んでいく。

やがて事件の鍵が克平の妹の自殺と関わりがあることが明らかになっていく……

 

1巻完結。

単純刑事と天才幼女の凸凹コンビが仲良く殺人事件に挑むハートフルロリコンミステリー。

克平はガサツでデリカシーにかけ、刑事としての評価はいまいち。だがその裏表のないまっすぐな性格が閉ざされた結愛の心を開いていく。

その真っ直ぐさゆえにその結愛すらも傷つけてしまうことはあるものの、基本いいやつなので克平の性格が受け入れられれば後は結愛を愛でていれば楽しめる作品。

ミステリーではあるものの、メインは克平と結愛の交流を描くものなので、心を閉ざしていた幼女がどんどん心を開いていってどんどん可愛らしくなっているのを楽しめる人向け。